背景
富裕層向けの資産管理・アドバイザリー型モデルのプラットフォームを構築する計画の中で、資産運用機能、承継シミュレーション機能、各種データ活用の仕組みが構築された(当社では承継機能を担当)。プラットフォームとして、お客さまのより本質的なニーズ把握、高品質な提案を行うために「リスクグレード」の指標を採用した保有資産のリスク分析機能を新たに導入することになった。
プロジェクトの概要
- リスク分析機能を当社が実装するにあたって、一部既存の運用系機能を当社領域に再構築したうえで追加機能として開発を行った。
- 既存機能の再構築とリスク分析機能の追加開発の2ステップで開発を進めた。
システムの概要
- 資産分析の対象となるのは、お客さまが実際に保有している資産となる。そのため、上流システムから連携されるお客さまの保有資産情報を表示する画面機能を構築した。
- 「リスクグレード」を用いた分析には他社製品をAPIとして呼び出す形での実装を行った。シナリオ分析や、資産全体のリスクグレード等を分析結果として、グラフでビジュアル的に表示した。
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